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見守りの目

かなり冷え込んで、冷たい雨が降っていた日のことだ。そろそろ小学校の低学年の子が帰る頃だと思い、ベランダに出ると、マンションの前の空き地で、ブルドーザーが砂利をならしていた。・・・子どもの声がしている、と思ったら石をブルドーザーめがけて投げて遊んでいる!

小学1年の男の子3人が、空き地に向けて投げてはいるが、ときどきブルに当たり運転手が気づいてた。
「何してるの!石は投げないの!」
叫んだ私の姿を見て、ドアを開けて注意しようとしていた運転手は、また仕事に戻った。

子ども達は、というと声の方向がわからなかったようで、こともあろうに、また投げて遊びだす。(本当に、きちんと声かけしなくちゃいけないな)下まで降りていくことにした。

「さっきも、石をこっちの方向に投げていたでしょ。おばちゃん見てたよ。」
「投げたよ。」
「石は、当たると危ないよ。ブルのおじさんの車にも当たったでしょ。」
「当たった。」
「へこんだら弁償しないといけないよ。とってもたくさんのお金がかかるから、お母さんもビックリしちゃうよ。」
「うん。もう、しない。」「おばちゃん、この前も怒った人?」
「君達に怒ったのは初めてだよ。」
「この前、怒ったおばちゃんには、ババアって言ったんだ。」
「あらあら、ババアだなんて可哀相なおばさんだったね。さあ、途中までいっしょに帰ろうね。」

小さな子ども達にも、事実の確認したら素直に返してくる。
こういった積み重ねの声かけと、地域の見守りは必要だ。
見守り活動は、保護者会の立ち上げにともない、全家庭を対象に取組むボランティア活動とした。日程を取り決めて巡回するパトロールと違い、『玄関の前やベランダからでも、子ども達の登下校の様子を見守りの目で声かけをしよう』というものだ。

セーフティーウォッチャーという市のボランティアが、この活動の計画中に立ち上がり、熱心な保護者や自治会の方は、校門の前や横断歩道で子ども達を見守る。
当初、熱心な一部の保護者の方から「毎日、当番で立たせたい。」という声があがった。多くの保護者は、当番制で無理に出る活動はして欲しくないという声だった。

そのため、警察がまとめた『昨年度の子どもの被害状況』と『あなたが出来る見守りのアンケート』を集計してグラフにまとめ、いかに自宅周辺まで見守りの目』が必要なのかを広報活動した。

被害の多い時間帯:夕方3時から5時
  /見守りに出やすい時間帯:夕方2~4時、朝7時
最も犯罪に遭いやすいのは:小学生で全体の88%
一人のときの被害:85%
被害場所:路上73%、公園9%、他にマンションの通路やエレベーター
被害時:下校途中28%、帰宅途中22%、遊び中14%、歩行中11%、登校中6%、他に塾の行き帰り、

子どもが路上で被害に遭う55%が「声かけ」による被害報告で、次いで「つきまとい」「車両誘い込み」「痴漢」「陰部露出」の順になっている。(・・・資料は16年度のもの)

毎日の日課でできることを考えてみよう!ということで、子どもを見送る、犬の散歩で、ベランダや玄関で登下校にあわせて立つ、など頂いた提案を紹介して配布したところ、誰もが必要な活動だと反響があった。

交通安全が中心になりがちの小学生の保護者会活動。子ども達が地域で安全に暮らすための活動として根付いて欲しいと思う。

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コメント

あずきさんのタフな行動にはいつも感心しています。私は人を注意することは基本的にしないのですが、あずきさんのブログを見ると、少し反省します。
できる限りあずきさんを見習うことにしましょう。

(あずき)
注意の声かけは、難しく構えてしまいがちで悩むこともあります。
声かけの仕方によって「鬼ババア」扱いも少なくありません。
しないよりは、したほうが(こういったほうがよかった)という前向きな反省ができていいですね。
年齢も大きくなるにしたがって難しいと、いまだに思います。

投稿: 次郎 | 2008年2月14日 (木) 06時17分

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