科学研究から生まれた美・藻
このレース編みのように見えるものは、100個の珪藻(けいそう)で、棒の先につけたまつげでスライドガラスの上に巧妙に並べて撮影されたもの。珪藻の顕微鏡写真の美しさに目を奪われた。
(←映像の数々 http://www.u-gakugei.ac.jp/~mayama/Diat_art1.htm)
30億年もの間、地球上で行われている植物の光合成の約1/4が水中植物で、海の昆布、わかめ、川や池では、みどりむしや珪藻類といった「藻」によるものということだ。
緑色に染まった池に、これほどの美しさと神秘が隠されていた。
このほど行われた「科学や技術の視覚化を競う」コンテストで写真の部の優秀作品に輝いたのが、2枚目の写真。
作品名「Glass Forest (ガラスの森)」(作者:ナポリ第2大学)
ガラスのような美しい細胞壁をもった単細胞の藻が、海生無脊椎動物にくっついているところ。
科学研究から生まれた美:読者が選んだ画像10選(←クリックするとどれも素晴らしいアートに出会えます)
この10作品で、ちなみにイラストレーション部門で優秀作品に選ばれたのが、5Pの『ヒトの循環系』という作品で、人間の血液の流れを酸素原子やヘモグロビンから追ったイラストで圧巻。
『藻』は、今バイオ燃料の原料として期待され、研究がすすんでいる。
30億年もの間、自然に生み出されている『藻』は砂漠化がすすんだ土地でも生産できる優れもので、実用化が叶えば地球に最も優しい究極のエコ微生物となることだろう。
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