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おとなの役割・シンポジウム

今日は、教育委員会主催の青少年市民シンポジウムに補導員として参加した。

市警察部長が市の青少年問題の刑法犯少年に関する昨年までの状況を警察のホームページのデーターを元に説明した。

これはある県のデーター
19年度の刑法犯として検挙された少年は、5186人
殺人、強盗、強姦などの凶悪犯は、そのうち70人(内、強盗52人、路上強盗33人)
粗暴犯で検挙された少年は、380人(内、傷害245人、恐喝73人)
窃盗犯で検挙された少年は、2680人(内、万引き1670人)
検挙された少年5186人の内、窃盗犯(万引き、自転車,・バイク泥棒)と占有離脱物横領罪(放置自転車の持ち去り)は全体の8割を占めていて、高校生と大学生が全体の7割以上を占めている。

これはあくまでも刑法犯として、警察に検挙された少年の数字のデーターである。

S1 少年による犯罪のピークが戦後、S26年(第1期)、S39年(第二期)、S58(第3期)、現在を第4期のピークを迎えようとしている。
犯罪件数自体以前高い数字であるが、それよりも注目したいのは、非行歴のない少年たちによる初発的犯罪が増えたことで、凶悪な犯罪が突然起きるという衝撃的な事件が多くなってきた。
(グラフは法務省「犯罪白書」平成17年版)

小さな罪の意識は回を重ねる度に薄れ、大きな犯罪へとつながっていく。
万引きを疑うような子、放置された自転車・・・これらは事前に見つけた人が食い止められるものでもあり、
関心を持って見という自分の関わりひとつで変えられることにつながるのではないだろうか?

インターネットを利用した犯罪や書き込みから起こるトラブルから事件に発展したり、出会い系サイトを利用した児童買春や児童虐待事件も深刻になりつつある。
警察では、警視庁の少年課長に文科省の人材を置くなど学校との連携をはかり、これまでの縦割りの壁を破った横の関係各所とのつながりを強めようとしている。

・・・といった説明があり、そのあと「おとなの役割」と題したシンポジウムとなる。
これは明日へ。

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少年犯罪を起こす子どもたちは社会の縮図ともいうべき時代背景があった。
(過去記事→少年非行の時代背景

Cocolog_oekaki_2008_11_20_11_10 戦後、豊かさ取り戻した時代へと変わり、核家族化し、便利さと豊かさの中で、使い捨ての物の時代から使い捨ての人の時代となっていく。

より多くの人々が、豊かなもの・便利なものを求め世界を広げていく一方で、目の前にあった人とのつながりや自然のありがたさが見えなくなっていったかのような・・・広がった情報と世界・・・反対に閉ざされていくプライバシー、家族、心・・・失いつつある自然の恩恵、人とのつながり・・・目に見えない足元のゴミの山、子どもたちの心の闇。

これまでも、子どもは親の鏡と言われてきたが、広く見れば社会の鏡でもあり、おとなが不安を抱いている時代に生きる子どもたちにとっては、安定感のない地面でおとなが揺れ動いていながら、子どもにだけ「ちゃんと!」「ちゃんと!」といって真っ直ぐ立たせようとして来なかっただろうか?

親が子どもの方を見たり向いていなかったとしたら、不安でしょうがないところで踏ん張っている子どもであり、子どもたちである。
一緒に転げていった部分だけを見て、「ちゃんとしろ!」と叫ぶ人が多い。

そういう子どもたちを支えようとするおとなちがそれぞれに出来ることで支え、見守っていこう、というのがこういった場所へとつながる。

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