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2008年12月

不揃いの木(こ)たちの事件

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10月14日に、グリムスに登録した木が79日目に、おとなの木に成長した。

成長記念の苗木の植樹が、来年には地球のどこかで行われることだろう。
第1回目は内モンゴル自治区のマルハンにポプラの苗木300本、第2回目は西アフリカのチャドで、ブルキナファソにニームやユーカリの苗木300本が送られた。
1224631897_03226第3回目は内モンゴルの彫るチン砂漠にあるダチンノール村にニレの苗木200本と他に、ニレ・松・アカシア・山アンズといった植林が国際環境NGOの緑化隊によって行われた。

さて苗木の双葉は、毎日のブログ更新によって少しずつ若木から大人の木へと成長することができた。

1226204255_03497大人の木は3000種類あって、それぞれのブログ内容や更新状態によって成長の度合いも違うし、更新が滞るとしおれることもある。

大地に根を張った苗木は、よほどのことがない限り大地の養分を吸い、大きく枝を広げ育つだろう。
勝手に育つ、でも広がった枝葉は払わなければ周囲の木の成長を妨げることもあるし、虫のついた木は注意深く見守らなければならない。
時として、非情にも引き抜き食い止める必要もある。

1226466879_07476私の住む地域で、中学校のガラスが大量に割られるという殺伐とした事件が起こった。
朝方4時に近所の住人が警察に連絡し、現場検証のあと朝から動員された先生たちによって片付けられた。
強化ガラスも多く、7日までベニヤ板が貼られるという。
近所のドラックストアも10枚の被害を受けた。

1227502581_03175どこの誰がやったとも言いがたい事件ではあるが、周囲の目は一連の騒動の渦中にいる子たちに注がれている。
彼らは、夜中の3時・4時に出歩き、時には寝袋で一夜を過ごすこともある。
そういう子どもに無関心な家庭なのか、あるいは暴走する子どもを止める手立てが出来ない家庭なのか・・・

小学校時代には漠然と見ていたかもしれない格差のある社会を中学に入ってはっきりと見てとったのかもしれない。
1230126779_07915生徒を評価の対象として見ることに早くから反発し、「進路」の先にあるものが定まらず自暴自棄の行動に出ているのかしら、と悩む。

少なくても高校に進学することや就職して自立する、ということに対して夢を持っているとは思えないのだ。

光が平等に注ぐように周囲の木の枝を払うように、同じように枝を払ってやらないといけないが、どこから手をつけていいのかわからないくらい伸びてしまったようだ。
1230637075_01081ああでもない、こうでもないと大人たちは悩んでいるうちに、少々荒療治も必要なくらい周囲を悩ましてきている。

今ならまだ間に合うかもしれない。

他の木(こ)たちと共に、大人の立派な木に成長して欲しいと願う。

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1秒

来年の日本時間で、元旦の1月1日午前8時58分20秒から101秒のカウントダウンが始まり、1秒の閏秒が加算されるという。
8時59分59秒・59分60秒・9時00分00秒・00分01秒・・となる。

7年前にも閏秒の調整があったという。
月の引力との関係や海水の揺らぎで地球の自転にもブレが生じて、規則正しくとはいかないらしい。

これはほんの数秒の調整だが、長い年月をかけて自然の恵みと共生してきた人が、100年という歳月に爆発的に人口が増えた結果、地球に何をもたらしたのだろう?

1900年、今から100年前の世界人口は20憶人で、10憶人の人口増加に100年かかるといわれていた時代が、今や12年で10憶人の増加となり、世界の人口67億5千万人・・・1分に140人、1日で20万人、1年で8千万人増えているという。
単純に計算すると、世界のどこかで1秒間に2人が亡くなり、4.4人が生まれる計算になる。

1秒・・・この瞬間に喜びと悲しみ、戦争と平和の両極に生きている人がいる。

新しい年を迎えるというこのときに、街には8万5千人もの仕事を失い、家を追われた若者や中高年の先行きは暗く、パレスチナでは戦争で300人近い人がこの3日間で亡くなるというニュースを見ながら、不要な電気を消して節約し、家族の揃った団らんで贅沢とはいえない食事をしながら幸せであることに「感謝」する。

現在の世界の人口(外部リンク)

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ホームページ挑戦!・・・早くも挫折

専門学校のシステムコースを卒業した長女は、システム開発の得意先に上司とふたりで常駐している職場まで、1時間かけて通勤している。
JRと私鉄の乗り継ぎが数分というズレに、帰宅が30分もずれてしまうため、クタクタになって帰ってくる。

加えて、自分の能力に自信がないため気持ちは後退する一方で、職場では緊張しているのだろう・・・土日のほとんどの時間を「眠り姫」のようにベットに横たわったまま過ぎてしまう。

再びやってくるイヤーでたまらない月曜が、今日から正月休みshine

通算9日間、会社が正月休みの長女は『退職願いでも書くか・・・』と、年明けにでも出そうというのか・・・ちょっと本気モードのところに、気をそらしてみた。

happy01 『ホームページを作ってみたいsign01お願い教えてsign03

おねだりをして、アドバイスを受けたけれど・・・さっぱり理解するのは大変sign02

EmEditor に名前をつけて保存、メモからでもいいよ。 ・・・フムフム
ファイル名・・・test 、種類・・・HTML、これで保存ね coldsweats01

1<html>
2<head>
3</head>・・・おっ番号が自然に前に出てくるんだ。1番は何?ホームの制限?2番はタイトル・・・で、3番はタイトルの終わりの囲みね。
4<body>
5</body>・・・これはデザイン、デザインも終わりに囲みを入れる、と。
6</html>・・・これで終わる。

『本当にわかったのかな~』
『う~ん』
『じゃあ、続けていくよ・・・』

タイトルは・・・決まってないの?じゃあ、とりあえず<title>あずき</title>
改行するときは<br>文末に入れる。
文字色を替えたいときは、=の後に”替えたい色”<font color=”red”>

文字色の変え方に、文字サイズの変え方、画像の挿入・・・う~んshock
ややこしくなってきたね・・・ということで、無料テンプレートのサイトからひとつ頂いて、いじることにした。weep

不登校時代の長男も娘からホームページの作り方を教えてもらって、中3からあとは独学でホームページを立ち上げた・・・
チラッと覘いたページには、その頃流行っていたカードゲームの攻略やデジカメで撮ってきたイベント情報満載で、コメント欄の声にも「役立ってます。これからもよろしく!」なんていうのがあったりして、とても大切にしていた時間でもあったようだ。

時間はかかっても挑戦してみるのも悪くはない。
娘に甘えてみるのも心地よい時間なのだ。

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補修の依頼は誰がする?

一日に一度は通る橋がある。
20080421123530交通量の多い道路の上に架けられた遊歩道をつなぐ橋だ。

ところが長年に渡って、走行禁止の遊歩道を脇の一般道に抜けたいがために新聞配達のバイクや通勤バイクのおとなが横切り、非行少年たちのスクーターが小学生の間をすり抜けたり、夜間爆音をたてて暴走を繰り返したりとしたせいもあるのか、タイルのヒビ割れが後を絶たない。

先月は、行きに何ともなかったものが、ものの3時間もしないうちに1mにわたって三角屋根状態の突起と割れがあって、びっくりしたこともあった。

この地区の青少年育成委員会の環境部に所属してからというもの、かれこれ6年以上に渡ってこういった不備を見つけるたびに土木事務所に修理の依頼をしてきた。
石タイルに不自然に補修されたアスファルトの数だけ、毎年の積み重ねというところだろう・・・

街の中に、こういった危ない状況をそのままにしておくと、足をくじいたり、ヒビ割れがどんどん広がったりして危ない。
割れたタイルを下の道路に落とそうとする子どもに、ヒヤリとさせられたこともある。

保護者会の本部役員だった頃、こういった公共機関の電話番号と「どんな時にどこに電話するか」といったメモが挟まれたものを引き継いだことから、それらを一覧表にまとめてみたところ好評で、

『みなさんひとりひとりが環境の悪化に気づいたとき、この一覧表を役立ててください。』

という気持ちを込めて地域や保護者に配った。
ところが、相変わらずタイルがヒビ割れても・・・公園が落書されても・・・夜の市の街灯が切れていても・・・気がついて電話して修理の依頼をしているのは、私の地区では私ひとりsign02

みんなは「便利ね。」というけれど、実際に電話をしているのはそれぞれの地域にいる育成委員会の環境部がほとんどなのかなsign02

今度、2月に開催される小学生の駅伝大会のコースに、タイルで出来た橋が入っている。
メンテナンスの件で不安があったが、
『土木事務所に言ってあるから大丈夫だannoy』と、事務局のお偉いさんに一蹴された。

でもね・・・地域の駅伝大会のために、当日まで土木事務所が点検作業してくれる?気がついた人が知らせないと直らないのよ。

なんて・・・ちょっとふてくされてしまった。

こういった大会を機会にきれいな街作りのための連絡機関にも興味を持ってもらえたら・・と願う。

今日も、またひび割れ発見sign03 しばらく様子をみてみるか・・・

あっ、一度、配布した一覧表を見て、
「見通しの悪い道の角に『カーブミラーの設置』を依頼して、すぐ見に来てくれて設置してもらったお陰で見通しがよくなった。ありがとうsign01
というお話があった。

happy01 歩道のない車道へのカーブミラーの設置は、危険回避の上でも優先順位が高いから設置条件高いですよ。

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広げようよ、あいさつ運動

保護者会会報誌と、配布をお願いしてあった育成パトロールの地域の様子を載せたプリントを次男が出してきた。
またまた・・・何日過ぎているんだか・・・もうとっくに冬休みだよsad

うんsign02・・・掲載されてないsign02

保護者会から発行された運営委員会便りの「あいさつボランティア」の項目には、

『毎週水曜日に中学校門とたいこ橋に立って活動しています。』
としかないsign02
毎日やっているのに水曜日だけ、っていうのも変だけど。

保護者会会長とあいさつ運動のリーダーに、『斜め横断の横行する交差点に、立つようになってから、どう?』と聞かれて、
『立ってるだけで、ずいぶん減ったよ。今は常時3人の同じ子たちだけは・・・どうにも・・・でも、毎日立っているだけで、おとなの目があると違う。』と答えた。

『じゃあ、運営委員会で報告して会誌にも載せましょう。』
『募集もなかったよ。』とおせっかいの一言も添えた・・・会誌に載ってないということは、取り上げてもいない、ということかな・・・。

春の総会から7ヶ月・・・『募集ないみたいだけど、入っていいの?』と、痺れを切らして、ちょっと嫌みも込めて9月に入ったけれど、いまだに募集もかかっていないthink
委員の多くは3年生の保護者と聞くが、募集もかけずにこの先どうなるのやら・・・

「あいさつ運動」は、中学が最も荒れた頃、もう6年ほど前に始まった運動だった。
『女子生徒がナイフで同級生の男子生徒を脅した』という荒れ始めた中学の最初の大きな事件・・・そこから、いじめや暴力といった様々な傾き始める予兆が予見できた人はどれだけいただろう?

体育館で事件のあらましの説明の後、クラス毎に懇談会が開かれ話し合った。
これから私たちは、どうすればいいのか・・・そこで、朝日新聞の記事で見つけた「荒れた中学の校門に、ひとりの保護者が毎日立って、あいさつ運動を始めた。その輪が広がって中学は表彰されるまでによくなった。」という記事を紹介した。

他のクラスからも「あいさつ運動」をしてみては?という意見が出され、あいさつ運動は始まった。

今、中学では、3年前に教育委員会から下ろされた『セーフティーの見守り運動』に登録したあいさつボランティア」の保護者会メンバー有志によって、校門の前で生徒たちを迎えている。
服装チェックを行う先生方の横で、あいさつ運動が行われていた。

生徒たちに「おはよう!」と気持ちよく声をかける・・・というよりも、母親達も数人集まると、おしゃべりと教頭先生との打ち合わせ?といった雰囲気もあって、昔のような意気込みや悲壮感、思いも薄く感じることさえある。

校門の前まで来られる人、という限られた範囲から、少しずつ地域の実情にあった場所で始めようとする動きも出てきた。
小学校の防犯・交通安全の目といったセーフティーも必要だが、『中学生にも地域のおとながちゃんと見てるよ。』といった関心の目と、つながりが必要なのだ。

年明けには、募集かけてくれるのかしら?

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4つの星

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今日はイブ、ちょっと早いですが、2008年12月31日の大晦日の夕方5時に南西の夜空に見られる星空の紹介をします。

宵の明星が月のそばに見えた頃、水平線のそばの木星を目印に少し下の方を確認してみてください。

普段、目にすることの少ない水星が見えて、四つの星が勢ぞろいするという数少ない空のコラボを楽しむことが出来そうです。

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明日から学校は冬休み

朝の中学での挨拶運動も今日で今年最後の日となった。
11月から立ち始めた交差点での見守りを8時前に終え、急いで中学校の校門前に自転車を滑らせて、校門の前でも10分まで立つ、という毎日も翌年の6日までお休みだ。

今日の天気は午前中晴れ、午後は曇りから雨に・・・という予報。
休み前に公園の様子も見ておこうと洗濯を済ませて、清掃活動に出る。
Kさんからケータイに電話『公園の抜き取られていた柵の鉄棒が、また3本見つかりました。公園事務所に電話した方がいいかしら・・・持って帰ってゴミに出してもいいけど・・・』

とりあえず、公園事務所に電話して引き取りに来てくれることになったらしい。
置いておいても振り回されると危ない、かといってゴミとして持ち帰って粗大ゴミとして家に保管しておくのも・・・といった気持ちになることも多い。

いくつか回ったが煙草のゴミが多く、ゴミ袋から漂う何ともいえないニコチンタール?の臭いには閉口する。
ガラス瓶が散乱していたあの公園は、スプレーの落書きを消してもらったすぐに吹きかけられた黒い塗料もきれいに消してもらったようだ。

公園事務所を訪問したおり、『学校が休みに入るので強化して巡回します。』と言って見えたが、実際に巡回して気になっていた箇所に手を入れてもらえたことは嬉しく思う。
ブロックの砕かれたような塊があちこちに落ちていて気になるが、今度かためて置いておこう。

暖かな陽気の中で回っていると、公園で遊んでいた近くの保育園児たちが近寄ってきた。
ウエットティッシュが泥に張り付いていくつも落ちていたり、サッカー選手のカードがずいぶん落ちている様子を見て取り、
『いっぱいゴミがおちてきたなくなってるよぉ。』と指をさして教えてくれた。
『落ちたままにしておくと、もっと汚くなるね。なんでもきれいに使おうね。』わかってくれたかな?

風が強いせいか植栽の枝があちこちに折れていたが、それを集めて『たきびだ♪たきびだ♪』と声をそろえて歌っている。
『これはたきびにつかうから、もっていかないでね。』

20081222113648 真っ赤に咲く紅梅を発見sign02 と思って見ていたら、にこにこ笑顔のこっちに歩いてくるお母さん2人とお子さん4人・・・
にこにこ笑顔の若いお母さんが『この時期に、紅梅?って思って、さっき実家の母に電話したんですよ。この花はボケですって、すっかり梅だと思ってしまいました』
『あらあら、私も。紅梅かしらって・・・教えていただいて、ありがとうございます♪すっかり間違えて人に話すところでしたわ。』

ゴミ袋を見てご苦労様です、とねぎらっていただいて今日は帰宅となりました。

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非行少年とパラダイムシフト

公園事務所を訪問して、私たちの住む街の荒れ具合が他と違っている点に留意しなくてはならないということを再確認した。

ただ単にモノが壊れたというものではないし、やり場のない怒りをぶつけるという、それとも違う・・・明らかに意図的に破壊する愉快犯のようなものを感じさせる。

4日のパトロールで地域の方から聞いた話に、
『土曜日の朝の公園で、花壇に植わっていた花を引き抜く子どもがいた。』
『小6と中1の子どもたちの行った清掃活動で、集められた落ち葉のボヤ騒ぎがあった。』

というものがあった。

公園事務所で見せてもらった写真と話では、公園で引き抜かれた花はパンジーで、まだ植えたばかりの花壇の花だった。
引き抜いているところを地域の方が見つけて注意したので逃げ去ったということらしいが、年令などの詳しい様子はわからない。
ただ、これまでもあったが花だけではなく、植栽の椿を引き抜いて屋根に放り投げたり、枝をバラバラに折ったり、ツリーのようにあずまやの真ん中に飾ったりなどする輩がいて、生き物を痛めつけるということを平気でやってのけるのだ。

落ち葉の詰められたゴミ袋の山に火を付けるにしても・・・いたるところでトイレットペーパーが燃やされ、ベンチやテーブルにろうそくがたれ、焦げあとがついたテーブルをあちこちで見てきたせいか、ここまでやるか・・・の域だ。

その最たるものが、落書のあった公園の街路灯の切断写真だった。
ネジが緩んで少しフタが浮いていたことに気づき、フタを開けたところ、中のコードが束ごと切断されていたという。

切断されたコードの束・・・その行為・・・どこまで、何が目的なのか・・・

人の心がわからない、人の気持ちがわからない。

公共の場所を、どんなに散らかしても、
ガラスが割れて散乱していても、
火を付けても、
木や花を抜いても、
スプレーを撒き散らして、ドアや扉を破壊しても、
それらを単独でなくグループで行っていたとしたら・・・その中の何人かは良心を持っていたはずだ。「チクリ!」?と来たに違いない。

人の心がわからない、人の気持ちがわからない、面白いことを沢山思いつく知恵は持ち合わせても、それは自分が楽しいことを思いついたというだけで、そこからどうなるという想像力が欠如した・・・そういう子どもたちが増えている。

もしも・・・この一連の行動が、そういった発達障害に関わる子どもたちが中心となっていたとしたら、家庭環境やかかわり方で大きく善悪の区別が変わってくる。
親の気づきとかかわり方で、その子どもの方向性は本当に大きく転換する、それが悪い方に向いた、ということだろう。

これまでの不良少年とは違う善悪の区別がつかない不良少年の扱いは、パラダイムシフトと言って良いのではないだろうか。

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善意の上でもルール?

ここのところ連日、公園や中学近くで起こる落書や破壊。
公園では、鉄柵の何本かが抜き取られ、スプレーによる落書で汚されたり、池にバイクが投げ込まれたりとため息の出るような日が続く。

いつもクリーン活動をしている「クリーンクラブ」も11人になったし、街の中でまたひとつ有志が立ち上がった。
自分たちの住まいの近くの公園や生活道路のゴミを片付けたり、夜のパトロールを町内自治会とは違う有志の集まりで行おう!というものだ。
義務的な考え方の人もいる会で動くより、「前向きに街を良くしよう」という有志の集まりの方が正直なところ動きやすい。

ここで問題になるのが、街の中で起こっている落書や破壊がおとなによるものでなく青少年の問題であった場合、『とにかく消しましょう!きれいにしましょう!』のボランティア精神だけできれいにしているだけでは解決できないものがいくつも出てくる。

それがごくフツーにあるゴミの散らかし程度なら、善意で片付けても問題はなかった。
ところが、未成年のたまり場にもなっているような問題も含んでくると、街の問題として考えていかなければならない。

街の財産管理者である公園事務所や土木事務所も、落書や破壊(破損)の状態を把握する必要があるし、青少年問題を取り扱う機関である警察生活安全課や補導センター、青少年育成委員会や学校とも連携していく問題として捉えていって欲しい。

青少年問題に関することは小まめに補導センターに報告し、公園や街のことに関することはそれぞれの機関に報告してはきていたが、ここのところ警察に報告することも多くなってきた。
街の安全や青少年問題に関することは、やはり専門分野に任せたほうがいいし、協力して取組んでいくことだと思う。

そこで昨日は、育成会会長に誘われて補導センターと公園事務所を回った。
普段感じていた問題について話が出来たことは、私にとっては大きいことで、これは折を見て、これからも触れていく事になると思う。

公園事務所は、ほとんどを電話でのやりとりで済ませていたので、直接行ったこともお会いしたこともなかったが、やはり担当者の顔を知ることや話を聞くことは大切なことで、これからの電話でのやりとりも違ってくるような気がする。

先だっての善意のチェーンメールの時のように、善意の名の元に行う自分の行動は『正しい』とは限らない。
善意の上でも『ルール』が必要だ、ということになるのかな。

関連過去ブログ記事→ひとつの情報が錯綜、ネットの怖さ

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再び、スウェーデンの中学教科書より

(関連過去記事→)スウェーデンの中学教科書

(文書訂正あります)

51pedqkkcwl__sl500_aa240_ 2005年2月に行われた皇太子殿下の記者会見で紹介されたスウェーデンの中学教科書『あなた自身の社会』(新評論)のある書評にあった言葉が心に残る。

『日本の教育は「どんなことを知っているか」を重んじ、アメリカでは「どんなことができるか」を重視し、スウェーデンでは「どんな人であるか」を大切にしているか、を読み解くことが出来る。』

日本の中学社会の教科書を読んで、実社会に通じるだろうか?
『受験のための暗記』そういう勉強でしか印象のない社会科であり、中学時代であったと思う。

自分の子どもには、どんな人であるかの前に、「どんなことを知っているか」ということを強いていた。
ところが、荒れた学校と同級生の暴力が引き金となって長男の不登校や私と同じように自信のない引きこもり願望の高い長女という現実に直面する。

不登校の実情や引きこもる子らの心の内を探っていくうちに、それらを構成する子どもたちの学校という狭い社会に対するストレスやイラつき、地域のおとなの関わり方を考えるようになって自分に「何ができるか」を考えるようになった。

そうしたとき、『私はどんな人であり、親でありたいか』という社会・地域の一員としての在り方をまた考えるようになっていた。
そういう姿を見ているのが、わが子であり、友人であり、子どもたちであり、それは、おとな(私)に対する信頼につながる、という思いを持った。

この社会(日本の公民に相当)の教科書は、リアルな現実の出来事さながらの内容やエピソードで構成され、
自分たちの身近な生活の中で起きているいじめ、親の離婚、少年犯罪の被害者と加害者、失業中の家庭のことなどが、理想的な家庭で育つ子どもばかりではなく、理不尽な扱いや不満もある多感な君たちへ・・・という社会の中のすべての一員である8年生(日本の中2)の子どもたちに問いかける内容になっている。

負の社会がもたらす暴力や貧困、犯罪や差別・・・自立していく子どもたちに権利と社会保障があること、そのために社会の一員としての自分をそこに置き、共にみんなと考えていく、関わりあうことに標準があてられているような気がする。

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学校の安全は地域の安全、地域の安全は学校の安全

今日の講演会のテーマ『地域と共に守る、子どもたちの安全・安心』

子どもたちを取り巻く安全・安心のための取り組みを考え、実行してきた小中学校の実践発表と、通年この成果発表のおりに来て頂いているという大学教授による講演会があわせて行われた。

実践をA4用紙2枚にそれぞれまとめたものを冊子で配られたため、各学校の担当教師の発表は5分という短さで、実践内容がよかっただけにこちらに時間を取って欲しいところだった・・・眠気を誘う講演会の内容にやたらと安心・安全というフレーズだけが頭に残るものだった。sad

それでも、
『学校の安全は地域の安全、地域の安全は学校の安全』
というこの言葉は、今の地域の様子からすると、本当に願わずにはいられない。

元警察署長の実践発表講評の20分の方が内容が濃く、さすがに全国の事件現場を訪問して見えるだけに説得力があった。(来年7月に講演会を予定しているので、今から楽しみだ。)

本当なら今すぐにでも、『学校の安全・・・』を実践している例や方法があるのかを話して聞かせていただきたいほどの事件が朝あったばかりなのだった。

20081216081654正確には、早朝の公園の中を通学してきた生徒が見つけたものだった。

池の回りが、一面薄ピンクに染まる朝霜のような光景と沈められたこれも薄ピンクにされたバイクと消火器が2本。

連日の落書騒ぎも、途切れることなく『毎日どこかで何かが見つかる』といった状態だ。

さっそく、部員に連絡すると・・・『先日の公園の落書現場に通じる幹線道路脇の階段付近で分解された放置自転車が2台見つかったので警察に連絡した。』という報告が届いた。
よく溜まる場所を注意深く見ると、必ず放置自転車が乗り捨てられて見つかったりなどする。
ただ乗り捨てられただけではない壊された自転車・・・そしてバイク・・・破壊はエスカレートするばかりだ。

このバイクにいたってはさっそく、学校から警察に通報されたであろうが、自然環境の破壊にはただため息が漏れてしまう。
「前日に、バイクを押して歩いていた少女がいた」報告もあり、これらに関わった少年少女と思われる非行グループとその親たちの猛省が早い時期にあればいいのに、と願わずにはいられない。

『学校の安全は地域の安全、地域の安全は学校の安全』
何の行動もないところからは生まれない、関わりや声かけがあれば未然に防げることばかりなのだ。
「あなた中学生じゃないの?なんでバイク持ってるの?」その場でやり過ごしても、影で通報して呼び止めてもらえたら・・・こういう事件は防げたかもしれないのだ。
(中学生に見えない大人びた女の子たちにはときおり騙されることも多い・・・)

これが最後の学校安全体制・・・の締めくくりで、近くカラー刷りの冊子となる。
本当に、時間や形に囚われることなく始めるには、まずは地域の結束の方が必要なんだろうな・・・と思った。

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落書、彼らの目指すものは?

8日に中学の校舎と校門に大きな落書被害を受けた。
13日にはたまり場のひとつでもある公園に落書と大量のジュースの缶のゴミ、別の公園では食い散らかしたゴミが見つかった。

そしてまた14日の夜間から早朝の間に、中学の校名プレートと近くのトンネルの壁が両面赤いスプレーを吹き付けられるなど、連日のように溜まっては破壊行為を繰り返す少年・少女たちが出没している。

昨年のように、就寝する頃にバイク音を響かせてくることもなく、近所の住人が寝静まった頃に徒歩やチャリででも活動しているかのようだ。

数年前は、暴走を繰り返していた少年の幼稚な絵が青いスプレーでいたるところに書かれていたが、バイクで移動していた形跡もあり、範囲も広かった。

スプレーの色には中学特有の色が使われていて、A中はや白、B中はと黒の場合が多かったようだ。
5年前の最も荒れていた頃には、カラーギャングといわれている暴走族への憧れなのか、黒いトレーナーであわせた男女のグループがB中に、同じように赤いトレーナのA中、先輩は白という具合に線引きや格付けもあったように見えた。
今は、出身小学校が同じせいもあるのか、そういった線引きも見えなくなった。

夜半に奇行を繰り返す先輩たちに混じって、1年生たちが混じっていないことを祈るのだが・・・休みがちで授業中もほとんど寝ている姿を参観日に見ることも多く、授業についていけないのだろう。

自分たちの先にある未来や希望をいつの間に失くしていったのだろう。
勉強への興味や意味、『わからない』という挫折から逃れるために非行に走る子もめずらしくはない。
その積み重ねが小学校時代から来ているのだ。

中卒でも強い信念で幸せになってやる!
と言い切れる強さがない限り、親のせい、自分のせい、社会のせいというイライラやストレスは治まらない・・・そこに目覚めて、彼らから離れていく勇気を持った子もいるのだ。

だから余計不満があるのではないか、そのはけ口が今のような気がする。
彼らも本当は変わりたいのではないかと・・・。

こういった地域の様子や状態を地図に説明文と写真に落としたものが中学や小学校の保護者会で配布されることになった。
補導センターや警察生活安全課にも配布し、情報提供をすると共に、夜半から明け方の週末の見回り強化をお願いしてまわった。

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精神発達遅滞の若者が犯した事件③

突然話しかけられた人が知的障がいの人?という印象を受けたことは?

先日、ホームで電車を待つ列にたっていたところ、小太りで思い切り寝癖のついた髪の青年が、前に並んでいる母娘にヒョイと顔を覗き込んで話しかけた。
『ボク、電車が大好きです。アナタは好きですか?ボクは、よく電車でいろんなところに行くんです。』
そういって、わくわくした素振りを見せて待っていた。

突然、知らない人から一方的に話しかけられることのない時代でもあるから、( ゚д゚)ポカーンとした顔を見合わせてしばらく無言になった。
こういった光景は2回目、駅で同じような光景を目にした。
彼らは、たまたま電車が大好きな人たちだったのだろう。

今回の雪満ちゃん事件の勝木容疑者は、『プリキュア』のような少女マンガが好きだったとしたら・・・
『ボク、プリキュアやポケモンが大好き。家にいっぱいマンガや人形を持ってるんだ。』というような近づきをしたかも知れない。

幸満ちゃんのようなおとなの多い職場を出入りしている子どもは、勝木容疑者にそれとは違うものを感じたかも知れない・・・そういう気がする。
そこに、警戒の気持ちを薄れさせたのではないだろうか?

ところが、幸満ちゃんの腕に残るアザから、無理やり連れ去ったとか、泣き止まないのでカッーとなって風呂の水につけた・・といった供述が、話の順序立てが出来ないので絵や素振りを使って少しずつ解明しているという内容の報道があった。

幼い素行とは打って変わった残忍で力の有り余ったおとなの犯行が、そこにあった。

この容疑者を割り出すのに近辺の不審者の素行を聞き込みしたというが、女性の後を付回すという奇異な行動を繰り返していた勝木容疑者が浮かびあがった。
市の配信する「安心メール」の情報にはないのものが、近辺の住民が持つ情報にはあったようだ。

子どもが被害に遭って学校に報告したものが教育委員会に送られ、そこが発信源となって市の施設となる小中学校、公民館や図書館、補導センターなどに送られ、警察が受けた情報は、配信メール登録している市民に届けられるが、必ずしも全ての被害が学校や警察に届けられるというものではない。
被害を受けた子どもが話さずにいることもあるし、保護者が警察沙汰にはしたくないからと通報しないこともあるし、それがおとなであっても同じことがいえる。

先々週の金曜日も、通学路になっていない公園の中を部活帰りの中学生が歩いていたところ、階段付近に座ってじっーと見てくる黒づくめの服にマスク姿の男がポケットからキラッと光る「何か」を出し入れしているので、怖くなって走って帰った、ということがあった。
母親に訴えたのも夜だったが、その母親が友人に相談したのが夜、警察に通報したのが日曜、私が『こういうことがあった』という報告を受けたのが月曜の夜、学校に話したのが火曜の朝・・・
これはまだ不審者情報が回っただけでも良かったほうに部類するかもしれない。
近所やメル友つながりの友だち間だけの話に終わることも少なくはない。

途切れた情報の何と多いことか!?
警察や関係機関、学校といった情報の集まるべき場所に、きちんと情報が伝わらないのに、地域の安全が守られるのだろうか?
私はいつもここに疑問を感じている。

地域の書き込みを見ても、警察や学校は把握しているはずなのに動かない、というものを多く見る。
あちこちで滞っている事実、これを情報として集中させる場所と、正しい知識の勉強(この事件の場合のような知的障害、発達障がい、少年事件の取り扱いなど)が必要ではないかと考える。

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落書事件その後

(訂正箇所あり)
(関連記事→)中学校校舎に落書された
中学校への落書事件で被害にあった校門や校舎への落書は、生徒が教室に入ってすぐに先生たちによって消された。

本当に用意がいいな~と感心するくらい、こういった事態を予測でもするかのように大量のペンキを在庫として持っていたみたいに・・・あっ、そういえば11月14日・・・24日前にも駐車場側の門や校名プレートにも赤いペンキや黒いスプレーをかけられていた時に、剥離剤も追加して購入するといっていたっけ。

先回(11月)、落書に使った黒いスプレーは、頭髪用で茶髪に髪染めをしてきたおり、学校でごまかすためにスプレーし、放課後は黒く染めた髪の毛を洗い流して茶髪や金髪に戻している?!ということをしているということを聞いた。

何とも・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ

今回の落書事件では、その日の内に体育館に生徒を集めて、落書の被害に遭ったこと、犯人逮捕に向けて警察に被害届を出したこと、この落書事件でショックを受けた人や気分が悪くなった人はカウンセリングなど心のケアーをします、というようなお話を校長が生徒たちにしたということを教頭から聞いた。
さらに、A中の校長、教頭、生徒指導の先生にも来てもらい落書をみてもらったということだった。

翌日から始まった三者面談では、担任の口から落書事件のことを聞くこともなく、進路や学習面でのこと、生活の目標などの話で終わった。

面談が終わり廊下に出ると、隣のクラスのT君の母親が、私を待っていて一緒に帰った。
第一報を私に送ってくれた人で、結束の固い6年1組の母親のひとりだ。
彼女は、1年生の素行の悪い何人かの生徒と同じ幼稚園出身ということもあり、自然にそういう話題になっていく。

離婚して母親が引き取って団地に移り住んでいる子たちだということ・・・
T君と同じ部活だったが部室でタバコを吸う連中だったため、先輩や同学年の部員たちから『タバコを吸い続けるなら辞めてくれ』と言われて辞めたこと・・・
Tにちょっかいを出すので困っていること・・・

離婚して団地に引っ越した友人の子も同じ一年生なので、被害を受けないかと親子で不安がっている、というのも母親の中にも『いじめ』や『呼び出し』といったものがある・・・という話を聞くが、収入から考えてもここに住まざるを得ないから仕方ないと諦めているのだという。

落書事件の朝会った子も、親の離婚で団地に引っ越したばかりの子だった。

この団地に引っ越した子のみんなが悪くなるということではないが、学校に行けなくなって引きこもる子も出る。
親が不安定な心で地に足をしっかりつけていないのだ、子どもも色々な不安を持つことになる

この団地の前にある公園のテーブルいっぱいに書かれた落書を見つけた。
公園事務所に連絡したので、きれいにしてくれるだろう・・・柱に個人名の落書があって、これを優先的に消してくれる。
さて、困ったことに・・・T君の母親との話から、この公園の柱に「T死ね」書き込みをされたのは、どうやらT君であることを確信した。

『落書された個人名、Tの該当者はおそらく1年生のT君です。』ということを教頭に伝えた。
学年部の先生方が、注意深く様子を見てくれることになるだろう・・・が、Tの母親に話しておいたほうがいいものか、どうか・・・知らない人ならともかく、知っている人だけに悩んでしまうのだった。

・・・ところで、犯人の名前はすでに生徒たちの噂となって出ているという。
さてさて・・・真相は・・・?

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精神発達遅滞の若者が犯した事件②

精神発達遅滞の若者が犯した事件①

千葉県東金市で起きた成田幸満(ゆきまろ)ちゃんの死体遺棄事件で、逮捕された知的障害のある勝木涼(21)容疑者は、『精神遅滞』のある青年だった。

これまでに起きてきた事件の中には、発達障害かしら?と思われるような若者や、成人による犯罪でも精神鑑定に持ち込まれる裁判などもあったが、発達障害や知的障害があったから起きた事件・・・という見方は誤りで、『今回の容疑者には知的障害があった』という見方で、事件に関係のない多くのまじめに生きておられる障害のある方が偏見的な扱いを受けることのないようにと思う。

知的障害・・・と、ずっと打ち込みながら、最近では『障がい』という表現をするようになったことを思い出した。(以降、障がいという表現に改めます。)

ある日、突然授かった命が、知的障がいのある子だったとしたら・・・親自身も障がいのある我が子の行動や考え方を歳を追うごとに理解していかなければならないのが現状ではないだろうか?
健常者と呼ばれる子を授かったとしても、型にはまるような子育ては難しく、非行で悩む親もたくさんいる。

社会の中での障がいに対する知識も十分に理解する機会がないのだから「知らない」という壁や隔たりを作ったままでいいのだろうか?

IQ100を標準値に±20のIQ80~120を一般的な正常機能としており、IQ70~80までを「あいまいな遅れのある境界域」IQ70以下の場合を知的障がいという
例えば、20歳でIQ60の場合、12歳の子どもと同じような行動が見られるという。

ダウン症などの染色体異常によるものもあるが、原因が特定できないものも多くあり、人口の2~3%が該当するとも言われているが、人権問題もあり、把握は難しいようだ。
療育手帳保持者は41万人、ボーダーも含めると全国で100万人はいるだろうと推定されている。

249003g01

知的障害のある人に対する地域情報について考えてみたい。

左の図は、『障がい者が、どんなときに警察と関わったか』というもので、捜索願44%、不審者24%、被害15%、加害15%、いじめ2%となっている。

小中学校のおりに、普通教室で一緒に勉強することもあるが、多くの場合、勉強についていくのが難しくなる高学年になると特別支援学級に移ったりし、中学までは教室は違っていても同じ学校に通う仲間であったりするが、その後は特別支援学校に進むなど、私たちとの関わりも薄くなっていく。

言葉などの発達に問題があったり、行動の不理解からくる問題や誤解から、挙動不審者に間違われたり、暴行や詐欺、恐喝といった犯罪に巻き込まれたり、レイプ被害に遭うなど、状況をうまく説明さることが難しく、泣き寝入りをすることや冤罪事件では?という場合も起こりうる。

そういったことから、まずは現場の警察官に「知的障がいのある人のことを理解してもらおう」という働きかけのひとつとして、「こんな場合の対処の仕方」や「地域での専門的なアドバイスができるところ」を紹介したり、連絡会や勉強会を設けるなどの取り組みを始めたところがある。

(外部リンク参考→)知的障がいのある人を理解するために

実際に、3年ほど前に中学生くらいの少年の不審者情報が何ヶ所かの公園で聞かれることがあった。
『公園に夕方、自転車に乗ってきている黒っぽい服の少年が、子どもの様子をじっーと見ているので気持ちが悪い』という声が小学校に寄せられたことがある。

何とすることもなく、ただ見ているだけなのだが、当時中学生による犯罪が報道される事件もあると、疑いは大きな不安に変わり、警察や補導センターに通報され、小学校の教員が巡回を行ったりという騒ぎになった。

補導センターの先生が見つけて、警察で事情聴取となった。
隣の市から自転車に乗ってきた少年で、母親にしっかりと保護責任をお願いしたというが、それからも何度かやってきては通報されるといったことがあった。

精神年齢が幼いとはいえ、着実におとなの体へと成長していくために生じる体力の持て余しは、長距離を自転車でこういでくるという力に変わる。

一般に、健常者であっても、こういった時期の体力の持て余しは、運動部に入って身体を十分に動かすことによって、爽快感や満足感、達成感といったものに代えることができる。

知的障がい者も同じなのだ。
身体をコントロールすることの難しさはあるし、思春期も来るし、反抗期もある。
異性に対する興味を社会生活で自然に教わるのが健常者だったとしても、奥手の子もいるし、親が十分な性教育をする家庭もまだ珍しい。
知的障がいのあるお子さんの子育てをしている親も同じように悩み、私たちは回避しようと思えばできるこの問題に、一緒に立ち向かわざるを得ない状況にいるのだろうと思う。

地域で一緒に生活している中で、必要なのはコミュニケーションのとり方による悲しい誤解がないようにすることで、その対応の引き受けてとなる警察官にも知識や相談できる窓口が用意されていて、私たちに正しい情報と対処が指導してもらえるのか?ということになるのだと思う。

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無関心が一番怖い

昨日の夕方、駅前の大型スーパーを出たところで、小学校の4年生くらいの女の子が私の前を通り過ぎた。

Cocolog_oekaki_2008_12_11_11_31 その後ろ姿を見てびっくりしてしまった。
薄いデニム地のスカートの後ろの部分のほとんどが、白いパンツの中に収まっていて、後ろがパンツ丸見えの状態だったのだ。

この女の子は、おそらくここから500メートル先にあるA小の子だろう。
ここまで来るまでに、声をかけて「直してやろう」というおとなが誰もいなかったのだろうか?

私 「ねえ!ちょっと待って!あなたの後ろのスカートがパンツにみんな入っちゃって、おしりが丸見えになってるよ。直しましょうね。」

声を急にかけたからなのか?
女の子は泣いているように見えた。
後ろに入り込んだスカートを直しながら、
私 「どうしたの?急に声をかけたからびっくりしちゃった?」

女の子は、ただ黙って肩を震わせて泣きたいのを我慢しているように見えた。
私 「どうしたの?何かあったの?・・・いじめられたの?」
無言のまま涙をためている様子に、もう少し関わったほうがよかったのだろうが、時間をせいていたので、「おばちゃん、もう帰るよ。大丈夫?」と言って別れた。

用事を済ませて家に着いてから、A小に電話を入れた。
「心配だったので電話しました。」と伝え、ことのいきさつと女の子の特徴である天然パーマのフワッとした感じ・・・と説明したら、すぐに「あっ!わかりました。色白でふっくらした子ですね?私が担任です。」という。
運の良さなのか、特徴が強いといじめの対象にもなりうるので、やっぱり心配だった。
担任 「家に電話して様子を聞いてみます。」

少し迷ったが学校に電話してよかったと思う。
学校からの道のりに出会うおとなたちに、もう少し子どもの様子を見て「おかしいな?」と思ったら声をかけてやって欲しいと思う。
500メートルほどの距離にそういう人が現われなかったことが残念だった。

私の声かけにびっくりしただけなのだったらまだいいが、いじめ?もしもの・・わいせつ?と、私のこころも不安でドキドキするような時間だった。

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精神発達遅滞の若者が犯した事件①

千葉県東金市で起きた成田幸満(ゆきまろ)ちゃんの死体遺棄事件が発生から約2ヶ月半で、現場近くに住む21歳の男が逮捕された。

この凶悪な事件を起こしたのが、知的障害のある勝木涼という青年で、医学的には『精神発達遅滞(昔は精神薄弱と呼ばれていた)』に分類されている。

この事件は、いくつかの問題を含んでいると思う。
(1)知的障害のある若者の就労問題と理解。
(2)知的障害者のある人に対する地域情報。
(3)地域の不審者の情報共有のあり方。

知的障害のある若者と就労問題について考えてみたい。

「精神遅滞」は「知的障害」の症状に加えて、生活面や社会面で必要する適応力にいくつもの問題があって、障害者の保護者やボランティアで開設する通所施設で就労したりする場合は周りの支援や理解もあるだろうが、一般的な職場での就労には困難や不理解から生じるトラブルもある。

布団製造工場の工場長が、勝木容疑者をパート勤務として採用した。
朝の8時半から夕方の5時まで、レンタル布団の運搬や洗濯などを主にこなし、3年半近く働いていた。
人見知りする性格で、1人でいることも多いが、誘われればカラオケにも付いて行ったりもする。
自宅近くの飲食店で働く母親とふたり暮らしで溺愛さていたという。

決して真面目とはいえない勤務態度に、他の従業員から「会社は仕事をする場所、仕事をしなさい」と叱られると、ふてくさるような態度をとった。

ところが8月下旬、作業を全くしなくなったために上司から「ちゃんと働いて」と強い口調で注意され、それから無断欠勤が続くようになったが、それより1年ほど前から、同僚の女性には仕事について辞めたいと洩らすようになっていたようだ。

障害者雇用促進法が制定されたが、厚生労働省発表の平成19年6月1日現在の民間雇用率は、1.55%で、少しずつ増えてきているようだ。
(参考資料)厚労省発表の障害者雇用促進法と効用率について

あるスーパーでの話し。
知的障害・精神遅滞の症状を持つA子がパートとして勤務するようになった。
電車で通勤し、朝8時半から夕方5時までの勤務で1時間の休憩、作業は商品を補充する単純な作業の繰り返しだが、広告が出るとその作業も回転を要すようになる。

A子は、ときどき姿を隠すことがある。
そういうときは、決まって従業員用のトイレに入って母親とメールのやりとりをしているのだという。
つらい、イヤだ・・・そういう気持ちを母親にぶつけて、励まされて・・・立ち直ったのか・・・しっかりハッパをかけられたのか・・・仕方なくなのか・・・また作業に戻って仕事を続けている。
お昼休みの間も、常にケータイと共にいるところは、現代の若者と何ら変わらないが、発信先は常に母親である。

口癖は、「つらい」「早く帰りたい」で、当初、挨拶もきちんとできなかったが、やがて同僚とも会話や冗談も交わせるようになり、小さな声で「いらっしゃいませ」というようになった。
ところが、上司との会話がだんだんタメ口になってくると同時に、トイレに引き込もる回数も多くなってきた。

ひとつひとつの規律を取り外していくことによって、緩んでしまった職場の雰囲気を調整しようとすると、人前で厳しく注意し傷つけることがある。・・・人前で傷つけない

また上司は、感情の起伏の激しい人だったため時には恫喝するような「脅し」をかけて仕事を急がせることがあった・・・恫喝しない、感情的にならない

「適当にやっといていいよ」、などといった曖昧な支持を与えたり、休憩時間が30分ずれ込んだりした時の判断が不十分で、混乱したりすることもあった・・・曖昧な指示をせず具体的な指導を行う

社内での対人関係上の距離感や仕事に対する適切な概念や感覚が十分に身についていないために生じる誤解や上手く表現できないために、上司や職場へのストレスから意欲も減退していくこともある。

障害者雇用支援制度の持つメリットは、上司の人間としての価値を高めることにもつながる。
こういった知的障害の方を取り巻く事件は加害者としても被害者としてもいくつか目にすることがある。
ストレスとコミュニケーションが不足している現代社会で、障害者と共に生活する機会も減り、さまざまな障害を理解することは、ますます難しい。

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中学校校舎に落書された

(一部修正)
今朝、あいさつ運動に交差点に立つ準備をしていたところ、友人からメールが送られてきた。

「今朝の中学は大変です。校舎の壁一面に「死ね」「殺す」などの文字が書かれているそうです。」7:33着信
「だんなが通勤で今学校の前を通ったけど、生徒たちがブルーシートで覆って隠していた模様」7:42着信

とりあえず朝の交差点に立ち、生徒を見届けてから学校に自転車を走らせた。

20081208081024 学校に着くと、警察の生活安全課が来ていて待機中のところに、この時間通学してきた生徒たちは「何があったの?」の面持ちで校門と校舎を一面に覆っているブルーシートを見ながら校舎に入っていった。

8時10分、通用門が閉められ、警察の現場検証が始まった。
新聞紙やシートに覆われていた部分が外され、黒い大きなスプレー文字が現われる。

20081208082816 「死ね」の文字の頭に、在校する2年生の生徒の名前が2名、現・生徒指導の先生の名前も書かれていた。
「キモイ」「上等」「パイパ」・・・とにかく「死ね」の連呼だ。
よく見ると銀色のスプレーの文字のものもある。
どうやって上がったかはわからないが、2階の校章や壁にも落書がされている。

生徒指導の話によると、朝3時45分に校門に取り付けてある監視カメラが壊されていて、犯人の顔がわからないという。

向いの小学校のセーフティーのおじさんが、「集会所にもあるよ。タバコも落ちてたな。」と教えてくれた。(あとで見に行こう。)

一通り現場の写真とサイズの計測を終えるまでの間、遅刻で登校してきた生徒3名と英語の先生、地域の人たちの目にすることとなる。
セーフティー後のウォーキングで通りかかったO小学校の保護者に声をかけた。
「これ、見て!」
初めて目にする悲惨な状況に「足が震えた」と言っていた。

警察の現場検証が終わると、先生方の空いている人たち総出で同色のペンキで上塗りを始めた。
学校に落書をされた状態を見たのは過去に2回、今日で3回目となる。

一度目は、4年ほど前の荒れた中学といわれていたころで、校長が変わった直後だったと思う。
そのときは、青いスプレー塗料で卑猥な文字と絵が中央の校舎と校門に書かれていた。

二度目は、赤いラインが校門に一直線に引かれていたと思う。
その前後に中学校名の入った銅のプレートが盗難に遭い、後からネットの競売にかけられていたという話を聞いた。

一度中学そばのトンネル内の落書対応にコーティングをかけたこともある。(今日はそこにもされていて、きれいに消えないということで、土木事務所に連絡・・・ここは明日の対応になる。)

家に戻りかけて、集会所の落書のことを思い出して引き返す・・・すると、集会所に私服の生徒がいた。

私 「どうしたの?学校休んだの?」
生徒「はい、頭痛で・・・」

私 「でも、どうして私服でこんなところにいるの?」
生徒「家のカギがかけられていて・・・親が開けに来てくれるけど・・・それまでここで待ってるんです。」

今は9時前、親は9時半に家のカギを開けにくるから、それまでここで待っているという。
う~ん。1年生ということ、名前も聞き、今日の学校の様子を話す。

私 「ここにも落書があるって聞いて来たんだけど・・・あっ、あった。○○先生死ね」ここにもあったね。」
生徒「あっ、本当だ。公園にも書いてあるの見た。○○先輩と△先輩がやったって聞いたことある。」

私 「こういうこと(今回の事件)もあったし、私服で家のカギがないって・・・think (アヤシイな)待つにしても家の前とか、安全な場所で、疑われることのないところで待っていようよ。年令の高い先輩と釣るんで車とかで行っちゃうワルもいるから、間違われるし、職務質問も受けることあるし、今だって通りすがりの人が「おかしい」って見ていくじゃない。もうそろそろ時間になるから気をつけていなよ。一応、先生には○君とこういうことで会いました、って伝えておくからね。」
生徒「えっー、はぁいdown

別れた足で学校に報告。
ところが、対応がいまいちだった。
応対した先生「親が家のカギを開けに来るって言うなら問題ないでしょう。」
おかしいですよ。。と言いかけてやめた。
消去作業中なのだから、対応もままならない。

夕方、生徒指導の先生にばったり会って、この子のことも合わせて聞いたが、
『引越しを昨日したのはいいが、カギを持っていないならしい。引越しの最中にふらりと出て行き、朝も帰ってこなかったらしい・・・他の先生はそういう対応をしたんですか?!』

ここからずいぶん遠いところに引越ししたんだ。
それも、昨日の夜から・・・もしかすると・・・犯行を見てるかもしれない・・・??いっしょにいた??という思いに駆られたが、ここは想像の範囲でしかない。
それにしても、先生もあっち、こっちにと呼び出しをかけられて大変だ。
先生の踏ん張りや落書された決して素行の良くない子たちに『書かれていたけど大丈夫か。』と声をかけてフォローしているところは親心にさえ感じてしまう。

さて、ここいくつかの公園の落書といい、「生徒指導名・死ね」が毎回ある落書が発見される。
孤立化する荒れた子たち・・・中学校区を越え、入り混じりあった中でのやりとりに、これ以上の騒ぎにならないようにと祈る。

今、出来ることはなんだろう?
今日の朝帰りの子のような1年生たちに及ばないようにと声かけは続けていこうと思った。

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教室で火を使う子

冬になると思い出すのが、長男が中学時代の荒れていたころ、教室で焚き火をしてボヤになったことがある。
そのときは、保護者に向けて、『こういうことがありましたという説明と今後は指導を徹底させますという結びのもの』が配布された。

そういったことが起こる前の、ある授業参観の日のことだった。
その日は、一日学校が解放される日で、地域の方といっしょに荒れている教室を見に行って、唖然とした。

理科室から持ち込んだのか実験用具のバーナーを取り囲んでいた生徒が3人と椅子にまたがっているボス格のNがいたのだ。
教室の後ろに取り囲んでいたせいなのか・・・教室の他の生徒は見てない振りをしているのか・・・誰も咎めるものはいない。

私たちは思わず声をかけた。
私と友人『あなたたち!何やってんの!危ないじゃないの!』
生徒『あったまってってんじゃんよ~』

悪びれた様子もなく、今度はこれ見よがしにプリントを細かくちぎってパラパラと上から落とし始めた。

私 『ちょっと!なに・・あ!先生!』
これから始まる数学の授業にやってきた担任の先生を見つけたのはよかったが、先生に駆け寄って教室に急がせている間の生徒たちの行動も速かった。

バーナーを持って外に出て行き隠す子、席に何もなかったようにつく子・・・

私・友人『先生!この教室でバーナーを使って火を焚いたり、その上に紙を落とすという危険な行為がありました。』

先生は困った顔をしたのか?
とりあえずバーナーを燃やしていた教室の後ろを見て紙が散らかっているところだけ確認した。
担任『そうですか。誰だ?誰がやった?』
生徒たち『・・・・・』

実は、バーナーとウすら笑うNは見ていて顔はわかるのだが、いっしょにいた実行犯たちは移動してうつろにしか覚えてはいなかった。
しまった・・・

しかし、展開は思いもかけない方向にいった。
担任『現場を見ていない以上、とりあえず授業は進めます。』

何事もなかったように始まる授業・・・その授業の始まりに納得もいかなかったが、さっきの生徒たちの会話にも耳を疑った。

『おい、お前、借金あるの忘れんなよ。』
『そうだった、こいつ2千円になってたよな。』
『今度、返さなかったら百円ずつ毎日利子付けるからな~約束したぞ。』
『おっ、それいいな。百円かさんだ。』

と、こういった内容だったと思う。
その頃(5年前のこと)、賭けゲーム(マスの中に○×をつける陣取り)でお金を搾り取られ、登校できなくなった子の家まで借金を取りに来たため、母親が怒り、転校した生徒もいたのだ。

廊下にいた教頭先生を捕まえて、ことの成り行きを話したが、ここでも思いがけない話を聞いた。
教頭『いつ、誰が、何を、どう言ったのか、ひとりひとりの生徒の顔と言ったことを言えますか?』

私 『はぁ?誰がって、はっきりこの子がこう言ったなんて、第三者の私が言えますか?生徒の後ろで参観していたんですよ。声も顔も始めて接する子たちの見分けをどうつけるんですか?』
教頭『そういう事実関係があやふやだと、どうにも・・・とりあえず、理科室の実験道具がひとつ紛失しているでしょうから、確認します。』

担任は、この会話の内容が聞こえていなかったという理由で保留となった事件だった。
この生徒たちは、ますます手のつけられない状態になっていっき、担任は翌年、転校していった。

生徒の親の中に、こういった事実確認を追及する母親がおり、現場を取り押さえない限りとことん戦うというモンスターがいたためだろう。
親から学んだこの技を使って学校も教師も『ちょろい』とさぞや思ったことだろう。

理科室から無断で持ち出したバーナー、教室で火を使う子、恐喝まがいの脅し・・・どれをとっても許されることではない。

次男『(中1で)タバコを吸ってるkがこの間、教室に持ち込んだライターでシャープペンシルの芯を炙っていたところを担任に見つかって怒られていたよ。』
という話を聞いて、ふと5年前の火の事件を思い起こしたのだった。

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井垣判事の「君たちのために・・・」シリーズ

元神戸家裁判事で弁護士の井垣康弘さんのシリーズ「君たちのために 元家裁判事のつぶやき」を愛読している。

神戸須磨連続児童殺傷事件・・・少年A(酒鬼薔薇聖斗)を担当され、医療少年院に送致の決定をされた裁判官として有名な方だ。

そのシリーズで、被害者忘れがちな少年司法少年審判非公開の闇というのがある。

裁判官になって30年たち、初めて少年事件を担当した10年以上前に驚愕したことがあった。
少年事件の場合の謝罪や示談についての被害者対応が、全くといっていいほど社会的感情からかけ離れた対応を行っていたからだという。

少年法に守られた加害少年と被害者との間に立ちはだかったプライバシーの保護によって、被害者との接点がないために被害者が自らの損害賠償を求める権利を行使しない限り、示談や謝罪の機会がない状態だったというのだ。

裁判官が自分で少年側に示談を勧め、そこで謝罪と弁償の機会を与えることを続けてこられた方でもある。

そういったケースを積み重ねていくにしたがって、被害者の供述調書から被害にあった時の恐怖やこれからの不安を呼んで聞かせ、自分の犯した罪に反省と謝罪の心を加害少年に与える機会をいくつも積み上げていかれるのだった。

いくつもの貴重な少年審判を体験された記録や考えなどをつぶやきとしてシリーズで提供していただいているので、是非読んでみてください。

改正少年法によせて 2000年11月28日稲垣判事の寄稿文全文(転載元:神戸新聞社HP)

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冬の点検パトロール

20081201144622 先日、夕方の4時から冬休みを前にした点検パトロールを行った。

2週間前に夜9時半から10時半までの(11時近くまでのコースもあった)夜間パトロールを行なったおりは、警察官4名と「中学のおやじの会」のメンバーで合計31人も集まり大いに賑わったが、今日は14名の保護者と地域の人による店舗回りと危険箇所のチェックを兼ねた点検だ。

店舗に立ち寄ると、店長や責任者の方に『学校が冬休みに入りますので、よろしくお願いします。気になる様子や行動などあった場合は学校にご連絡ください』といった地域の目となる発信をお願いしている。

あわせて、最近の様子なども聞いてみると責任者によっては万引き被害があっても「とくにありません。」と済まされる方と、きちんと子どもたちのことで「これはどうなんでしょうね?」といったお話をして下さる方に分かれる。

店舗から寄せられる話で気になるのは、制服のままで店舗に入る生徒が非常に増えたことだ。
近隣中学の生徒も目立つ。
中には「○○中」というロゴを付けたジャージで入店する子たちもいて、学校の看板を背負っていながら食べ歩きやゲームコーナーで遊んだり、プリクラ写真を撮ったりしているところを見かけて声をかける。
プリクラは新機種が入ると目ざとく見つけて情報が回るのも、ケータイのせいだろう。

こういった『制服を着たまま店舗に入る』校則違反を平気でする子たちがごくフツーにいるというのが現状で、親世代の中には「どうして?ダメなの?」という考え方の親もいて、子どもだけを責めるわけにもいかない。

「校則で禁止されている行為よ。学校からの寄り道で店舗に入ることと、制服で店舗に入ることは校則で禁止と書いてあるよ。一度、家に戻ってカバンを置いてくるの。お家の方も心配なさるわよ。」

こう言ってはいるが、なかなか伝わらない。

さて、地域の情報交換の場でもあるパトロール。
いろいろ知らなかった情報が入ってくる。
小中学校による地域のゴミの「クリーン作戦」の行われた26日、公園に集められた落ち葉でボヤ騒ぎがあったこと、土曜の朝の公園で花壇の花を引き抜く子どもがいたこと、桜の名所の公園にグランドゴルフに行ったら宴会の後のような大量のゴミが散らかっていたこと・・・

番外編には、新しく出来たケーキ屋さんの期間限定のシュークリームが美味しいこと、隠れ家的な薬膳粥の店を見つけたこと、整形外科病院の腕のいいところを紹介されたりと、パトロールの道筋は交流の場所になる。

自宅に戻ると、次々にコースリーダーからパトロールの連絡が入る。
・本屋に親といっしょに買い物に来ても万引きをする子はいること。
・隣の中学の生徒がボーリング場によく出入りをすること、中にはタバコを吸う子もいて注意していること。
・地域の外れにある公園のベンチの落書が酷いこと
・制服の店舗の出入りは全体的に見られること・・・など。

今回は、放置自転車の多い場所やパトロールの声をまとめた。
これをどう伝えていこうかと思案しながら、パソコンとにらめっこして地図を作成しているところです。

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タバコを吸う中1

『あっ、ちょっといいかしら?実はね、校区のはずれにある公園で、中1でAクラスのN君がタバコを吸っているところを何人かの人が目撃したの。
同じクラスの彼女もいっしょにいたみたい、それで、今度見つけたら警察に通報するって、みんな言うんだけど・・・警察っていうのもどうかしらって・・・パトロールのコースに入れて、夕方回ってもらえないかしらと思って・・・』
と、いう相談が舞い込んだ。

Cocolog_oekaki_2008_12_04_00_35 N君は、うちの次男と小学校も同じ、住む棟は違うがマンションも同じという子で、下には2人の小さな弟がいる面倒見の良いお兄ちゃんだ。
ゴミ出しや廃品回収の新聞の重い束を弟たちと運び、私を見つけると挨拶もできる子だった。

N君が3・4年生の頃に、ご両親が離婚をし、父親がマンションを出て母子家庭となった。
18時近くの駅のホームで通勤帰りの母親とバッタリ合うことも会ったが、挨拶程度の会話を交わす程度の人だった。
確か6年生の始め頃に、「N君の苗字が変わったよ。」という話を次男から聞いた。

次男とN君は、地域の小学生サッカークラブの仲間だった。

4年生になって、次男はクラブの不満を口にするようになった。
その頃になると、上手下手の差も目立つようになり、A小から来ている子たちに混じってN君と同じように運動神経のいいS君たちまでもが、練習試合をするクラス分けなどで下手な子が同じチームになるとあからさまにブーイングではやし立てたりするようになった。
それが気に入らないのだ。
辞めていく子も出始め、次男も秋に辞めてしまった。

5・6年生になってから、クラブチームの子たちの悪ふざけが目立つようになった。
最近、それがやはりいじめであったという話を友人から聞いた。

その頃は、あざを作ってきても「転んだから出来た。」と言ってかばっていたが、中学に入ってからも「こいつ見ろよ!」という具合に馬鹿にされ、いじられ、炎天下の夏場の部活で、2リットル入りの水筒を勝手に飲み干されることが続いて、さすがに母親に打ち明けたようだ。

周りからは、一見じゃれあって見えるが、こういったいじめが小学校時代から続いていた。

ひとりの主犯格の子が、いじるターゲットを絞り込むと、それに釣るんで乗ってくる子たちが現われる。

そういう子たちの中にN君もいたが、どちらかというと静観をしているような大人びた子で、悪っぽい雰囲気が良いのか彼女も3人目だ。

さてさて・・・
わたし『えっ、警察に連絡?現場なら学校に連絡したら生徒指導や担任、学年主任だって駆けつけるよ。
学校も手に負えなくて、警察に連絡してくれっていうタイプの子かしら?』

保護者『じゃあ、今度のパトロールコースに入れてもらえたらお願いします。』

同級生の子を持つ親たちが、問題行動をとる子どもに声をかけてやれない・・・・そういうところが問題なんだよな~と思いつつ、バックにいる2年生や3年生の不良の部類の先輩に子ども目をつけられたくないsign03というところの本音が見え隠れする。

中1でタバコを吸っている子も、少なくてもあとふたりはいるようだ。
女子といい、中1の危ない予備軍がだんだん頭角を現し始めたようだ。

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スウェーデンの社会の教科書

平成17年2月21日に皇太子殿下が記者会見で、お子様の養育方針について語られたときに、出会った本として紹介されたのが、『ドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者の作った「子ども」という詩で、スウェーデンの中学校の社会科の教科書に収録されております。』という部分で、詩の内容は・・・

批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる
殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる

笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる

皮肉にさらされた 子どもは
鈍い良心の もちぬしとなる

しかし,激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる

寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる

賞賛をうけた 子どもは
評価することを おぼえる

フェアプレーを経験した 子どもは
公正を おぼえる

友情を知る 子どもは
親切を おぼえる

安心を経験した 子どもは
信頼を おぼえる

可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を 感じとることを おぼえる

「子どもが育つ魔法の言葉」より

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当時、この詩がマスコミによって報道され、話題になった。

『子どもを愛情豊かに育てるために、親は子にとって、社会の鏡となるべき姿を子どもに示す大切な社会の一員である。』という内容である。

51pedqkkcwl__sl500_aa240_このとき、あまり話題にならなかったと思うが、この詩を紹介したスウェーデンの教科書『あなた自身の社会』は、中学2年生の日本でいうところの『公民』の教科書に該当する。

この詩が書かれているページは、「家族への援助」という社会保障の部分で、日本に限らず中2の14歳といえば、反抗期真っ盛りで、家庭環境の状況や友人とのつながりによっては、刑事事件や軽犯罪で横道に逸れだした頃でもある。

この詩のある部分を勉強するのが、そういう年代の少年少女である。

さらに、詩を読んだ後の課題が「あなたは詩のどこに共感しますか?」「この詩は、おとなに対して無理な要求をしていませんか?」と続く。

必ずしも、詩の伝える「理想の幸福」が、世の中の全ての子どもやおとなに当てはまらない、ということをきちんと伝え、考えさせている
この問いに子どもたちはどう答えるのか、知りたい。

この教科書と詩をお読みになり、紹介された皇太子さまご自身、適応障害と診断された雅子妃を支え、発達障害では?とささやかれたお子さまを愛情豊かに接してこられた、そのお人柄は素晴らしいとつくづく感じた。

『日本の教育は「どんなことを知っているか」を重んじ、「アメリカでは「どんなことができるか」を重視し、スウェーデンでは「どんな人であるか」を大切にしているか、を読み取ることが出来る。』・・・書籍紹介にあった書評より

社会の一員として、どういう自分であるか?どう生きるか?自分自身で見つめる姿勢を持つことは、おとなとしての課題でもある。

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公園で出合った子、その後

9月半ばに、清掃をしに行った公園で出会った中2の女の子がいた。

秋生まれの千秋ちゃんという子だ。

記事→公園で出合った子・・・初めての不登校

あれから気になって学校に用事に行くたびに、職員室の前の廊下の壁に掛かっているクラスの出欠状態がわかるホワイトボードを覘いていた。

千秋ちゃんは、あれからほとんどを欠席しているのか、毎日欠席者として名前が書かれていた。

何度か用事で学校に来てはいるが、教頭先生や生徒指導の先生に確認することもためらい、音楽発表会も過ぎここまで来た・・という感じだ。

先日、補導センターの巡回活動に参加したおり、センターの先生に聞いてみた。

千秋ちゃんは5人姉弟の4番目で、長姉、兄、姉、自分、弟という構成で、長姉は若い結婚で、千秋ちゃんは中2で叔母さんになったばかりだといっていた。

上の3人の姉兄は高校に進学せず働いているという家庭で、千秋ちゃんも高校に進むかどうか・・・多分、進まないであろうと。

高校に進むわけでもないのだから、入りたくない教室で勉強をしに無理に行かなければいけない、という気負いもない。
『2年生のクラス替えの結果、いじめに遭っているのだから、もう一度、3年でクラス替えをして仲のいい子と同じクラスに戻してくれない限り学校へは二度と行かない!』
という宣言を補導センターの先生にきっぱり言っていた。

よほどクラスがひどい状態にならない限り、クラス替えはない。
事実上、学校には行きません!宣言をしたのと同じことになる。

中卒で生きていく覚悟ができているのか・・・いや、そうせざるを得ないのか・・・

Cocolog_oekaki_2008_12_02_01_42 長男と同じ年で、不登校をしたかつての「親の会」のメンバーのA君も中卒になった。
荒れた中学校のあの中に、とうとう体が拒絶反応をおこしたかのように・・・長男と同じクラーク高校に進みオンリーワンクラスに在籍はしたのだが、高校の前までは来れても中に入れない状態で、通信に籍を移したのち退学をしていった。

そのA君、中学には行けなくても(門の前で動けなくなるが正しい)ボランティアのコーラスサークルで活動ができた。
病院や施設などで音楽活動をするうちに、楽器にも興味を持ち何か始めたと言っていたな。(思い出せないcoldsweats01

多くの誰もが当然のように学校に行き、進学をしていく季節になろうとしている。

荒れた中学で・・・いじめにあって・・・そういう何かきっかけがあって中学が行けなくなる子もいるが、結局のところ、自分自身の問題を乗り越えなくては前に進まない。

そういう経験がなく育った親は、それを受け止めとめるのにも時間が必要なのだ。

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