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スウェーデンの社会の教科書

平成17年2月21日に皇太子殿下が記者会見で、お子様の養育方針について語られたときに、出会った本として紹介されたのが、『ドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者の作った「子ども」という詩で、スウェーデンの中学校の社会科の教科書に収録されております。』という部分で、詩の内容は・・・

批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる
殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる

笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる

皮肉にさらされた 子どもは
鈍い良心の もちぬしとなる

しかし,激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる

寛容にであった 子どもは
忍耐を おぼえる

賞賛をうけた 子どもは
評価することを おぼえる

フェアプレーを経験した 子どもは
公正を おぼえる

友情を知る 子どもは
親切を おぼえる

安心を経験した 子どもは
信頼を おぼえる

可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世界中の愛情を 感じとることを おぼえる

「子どもが育つ魔法の言葉」より

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

当時、この詩がマスコミによって報道され、話題になった。

『子どもを愛情豊かに育てるために、親は子にとって、社会の鏡となるべき姿を子どもに示す大切な社会の一員である。』という内容である。

51pedqkkcwl__sl500_aa240_このとき、あまり話題にならなかったと思うが、この詩を紹介したスウェーデンの教科書『あなた自身の社会』は、中学2年生の日本でいうところの『公民』の教科書に該当する。

この詩が書かれているページは、「家族への援助」という社会保障の部分で、日本に限らず中2の14歳といえば、反抗期真っ盛りで、家庭環境の状況や友人とのつながりによっては、刑事事件や軽犯罪で横道に逸れだした頃でもある。

この詩のある部分を勉強するのが、そういう年代の少年少女である。

さらに、詩を読んだ後の課題が「あなたは詩のどこに共感しますか?」「この詩は、おとなに対して無理な要求をしていませんか?」と続く。

必ずしも、詩の伝える「理想の幸福」が、世の中の全ての子どもやおとなに当てはまらない、ということをきちんと伝え、考えさせている
この問いに子どもたちはどう答えるのか、知りたい。

この教科書と詩をお読みになり、紹介された皇太子さまご自身、適応障害と診断された雅子妃を支え、発達障害では?とささやかれたお子さまを愛情豊かに接してこられた、そのお人柄は素晴らしいとつくづく感じた。

『日本の教育は「どんなことを知っているか」を重んじ、「アメリカでは「どんなことができるか」を重視し、スウェーデンでは「どんな人であるか」を大切にしているか、を読み取ることが出来る。』・・・書籍紹介にあった書評より

社会の一員として、どういう自分であるか?どう生きるか?自分自身で見つめる姿勢を持つことは、おとなとしての課題でもある。

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コメント

ブログを良く拝読させて頂いてます。子育て中なので大変参考になります。時には私自身の羅針盤にもなり有難いです。これからも頑張って下さいね。
(あずき)
ムーンライトさん、ありがとうございます。
応援メッセージは最高の贈りものです。

投稿: ムーンライト | 2008年12月 3日 (水) 19時01分

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