カテゴリー「いじめとネット」の8件の記事

良識の目と情報

Cocolog_oekaki_2009_02_09_15_35_3 お笑い芸人のスマイリーキクチさんのブログが、何年も前から中傷に悩まされていたというが、今回の炎上で17歳から45歳の18人が名誉毀損容疑で書類送検された。

“ブログ炎上”軽はずみの代償は大きい(09年2月9日、日刊ゲンダイ)

キクチさんは、『元警視庁刑事の著書に“女子高生コンクリ殺人の主犯格のひとりがお笑いコンビを結成”と書かれていた』という話がインターネット上に出回り、騒動に火が付いたようだ。

少年犯罪(女子高生殺人事件)(あらたまブログ内記事)

2008年の1月には、地域の掲示板に犯人たちの住所や顔写真にリンクできる記事が数時間ほど貼ってあったこともあった。

主犯格の青年が、2008年に刑期の満了を得て出所してくるということから、極悪非道の犯罪者に鉄拳を打ち込もうとするものは、あとを絶たない状況のようだ。

無実の人間をおとしいれることが簡単にできるという怖さもある。

その人の訴える情報は、ある者の側らすればそう見えたり、見えなかったりと、見る側によって変わる。

現実世界でも、表の情報だけで判断する人が多い。
その人の裏面を何度も経験し、体験するから訴えることもある。

良識の目がないと『怖い』と、どちらの世界でも言えること。

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ひとつの情報が錯綜・・・ネットの怖さ

金曜の夜から落ち着かない時間の流れをすごしていた。

夜9時に友人から、『近隣の女子中学生が木曜の夜から行方不明なので情報提供のお願い』ということがケータイメール届いたからだ。

内容は(一部修正あり)、
『こんばんは。夜分にすみませんm(_ _)m××に住む○中2年の女の子が行方不明です。習い事にいくと昨夜7時ごろ、○中のジャージを着たまま黒い自転車(防犯登録していない)で出かけたそうです。親子喧嘩したわけでもなく、まじめな子だそうです。何か情報があったら連絡ください。他の人にも聞いて貰っていいですか?今の時点では写真、名前は伏せさせていただきます。既に警察もさがしていますし、保護者にも情報提供の緊急連絡も回っています。不審者等気をつけていただくと共に情報がありましたら連絡をください。よろしく! Aより』

というもので、第一報には写真と名前が添付されていない状態で回ってきた。

まず、送り主のBに確認の連絡を入れた。

わたし「この情報の発信者Aさんは友だち?」
B  「Aは、○中にいる友だちでB、つまり友だちの友だちから回ってきたんだけど、写真もないのに、探しってって言ってもねぇ。でも心配だったし、自転車とジャージははっきりしてるから・・・」

わたし「とりあえず、確認してからでないとまずいよ。」
ということで、確認作業が始まってしまった。

今日は、夜警察のパトロールもあったはず・・・パトロールに同行しているCに確認を入れたが、自分たちにはそういう連絡や情報はなかったという。

警察といつもの定例パトロールをしている警察サイドの関係者が聞いていないの?

じゃあ、これは警察組織と違う保護者会か有志が勝手にまわしたのか?

でなければ、チェーンメールかも?

ということで、Cと電話で話しているうちに、私のケータイメールには、友人たちから今度は写真と名前入りのメールがとどくようになった。
そうこうするうちに、電話相手の友人にも写真と名前、○小保護者会PTA役員という名称が入ったものも回る。

今度は、「補導員の連絡網ということで○小保護者会PTA役員の間で回っているものを転送します。」とある。
ここまでくると、情報の裏づけが取れているのかしら?疑っているのもどうか?と思っているうちに11時近くとなる。

パソコンの方も気になってみてみると、会長からも「環境部の皆さんに回して協力してください。」というのが来ていた。

本当のところ、気になった。
写真付き、名前ありでここまで見ず知らずの女の子の情報提供を呼びかけるメールが行き交う現状、事件性がある場合と、なかった場合のその後のこと、見ず知らずの友人のつながりがどこまで信頼のもとにあるのか??

「とりあえず、明日の朝、Cさんが警察の生活安全課に確認してから流します。」という返事を出した。
そして、翌朝のCさんの確認した返事は、「警察はチェーンメールだからストップして!問合せの電話に困っているんだよ。」というのだ。

チェーンメールだとしたら悪質だ。名前も写真もさらけ出されたことになる。
会長に「チェーンメールでした。ストップをかけます。」と留守電に入れ、打ち込みをしているところに会長からも警察に確認した、という返事が来た。

事の次第は、
①少女は実在しているが今現在不明であること。
②事件性が薄いこと。
③今回のような情報の発信は、警察が把握していない状態でかなりネットを通じて広く回っている点に問題があること。
④すでに、顔写真入りの掲示板への書き込みもあり、不特定多数に情報が流れており、収集不可能であること。
⑤こうなると善意ではなく、チェーンメール状態であることから、ストップをかける意味で「チェーンメール」という言葉を使った。

ということだった。

その後、「少女は無事保護された。」というメールが届いたが・・・

まじめに見えるから事件性が強い、という印象を与えるものだったが真相はわからない。
まじめに見えるから・・・言いたいことも言わない良い子に疲れ、溜め込んで、ふらりとやってしまったことだったのかも知れないし、どういう形で保護されたかわからないが、まずはホッとした。

そして、これこそネットの情報は自分の意図とは違うものになりうるということ、どこかがしっかりとした発信源となるか、という大きな課題でもある。

子どもたちのケータイ情報も錯綜し、おとな以上に広がったというのが、これもまた見えないだけに怖いことだ。

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子どものケータイと犯罪の入り口

サイバー犯罪防止教室が中学で行われた。

地域ぐるみ学校安全体制推進事業に登録されている学校・保護者会・地域の代表が生徒たちの授業を参観する。

体育館は、いっぱいに集まった生徒の数900人(800人だと思い込んでました)で、むせるような熱気に包まれた1時間20分の間、県警本部から見えたセキュリティーアドバイザーnによるネット犯罪の話を聞いた。

今年の12月に行った育成のネット犯罪は、20未満お断りのきわどい映像や緊張感があって、眠気も吹っ飛ぶような実態を先生や保護者に見せた内容だったが、今回は中学生に向けたものだ。

中学生であるキミたちは、怖さを知らずに興味本位や不注意で入ったり、ちょっとしたイタズラ心でやってしまったことが、犯罪の被害者にもなるが加害者にもなるんだよ。

そういうメッセージを込めたものだった。

昨年、犯罪に巻き込まれた場所の統計がでたが、1位:路上、2位:繁華街、3位が公園にかわって、インターネットが急浮上した。
数年前に比べても、ケータイの子どもの所有率が増えてきた。

学校でとったアンケート調査では、
中1(55%)、中2(59%)、中3(65%)
小6では、
A小(36%)、B小(30%)、C小(28%)、D小(27%)

子どもにケータイを持たせる親も増えている。
ところが、その親の理解を超えた使い方を子どもたちが行っているとは思いもよらない。

所持している子どもたちの声は、
チェーンメールが届いて怖い思いをした。
チェーンメールを何人かに送らないと「死ね」というメールが来た。
出会い系サイトのメールが来た。
知らない人からの電話やメールが来る。
自分のプロフにひどい書き込みをされた。
スパムメールが届いた。
・ゲーム検索をしていたら、変なページにつながって、お気に入りに勝手に登録された。
・ブログで喧嘩した。
無料サイトに登録したのに請求書が届いた。
知らない会社からメールが届くようになった。
などなど・・・

子どもたちのすぐそばにあるケータイやパソコンが、想像以上にトラブルに見舞われている。

『中傷書き込みで高1女子自殺
『プロフに悪口書かれたからと金属バットで暴行の高1重体
『2ちゃんねるに「子ども殺す」予告の小学生補導

報道される子どもたちは、加害者であったり、被害者でもある。
そして、遠い場所だけでなく、身近でもトラブルに見舞われているという緊張感がおとなにも必要だ。

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なま友、メル友、つながりと不安

なま友、メル友、ネッ友、こういった友達関係の分類をしているのが今の若い世代のようだ。

なま友は、リアルに存在する友達。(親友・仲間・クラスメイトに分かれる)
メル友は、メールの交換をしている友達。
ネッ友は、ネット掲示板などの書き込みで知り合った友達。
・・・存在の確かさからいうと、上からの順番になる。ただ、本音をさらけ出すことが出来るとしたら逆の場合のほうがつながりが強い傾向にあるかもしれない。

『なま友達との関係に、自分がどの位置にいて付き合うべきか?』 という使い分けを上手にこなせるか否かによって、友達との距離をはかる能力が必要で、それを誤ると極端な話、学校に行く意味さえもなくしてしまう。

そういう点においても、いじめ問題に苦しんでいる人は、『〇〇君と同じクラスでないと不安です。』ということを今の時期に担任と学校長に申し入れをしたほうがいい

担任に相談したにも関わらず、中2の進級時に全く別の棟に配置された長男のため息は、その後不登校に発展した。学校長に、『担任には、相談していたのですが・・・同じクラスになっていたら、学校に行けていたかも知れないと息子が言うのです。それを思うと残念です。』と伝えたところ、中3で希望が叶ったという不登校の生徒が何人かいた。

しかし、中3で再スタートを切るというのも当人達にとっては辛いものがあるようだ。結局、中2の友人関係が原因で不登校や非行に発展していく場合が多かったと思う。中2の友達関係は、なま友との距離の置き方も社会性を訓練するという視点からすれば大切なことだ。

支えあう友達、部活や同じものを共有する空間だけでつながる仲間、関わりを最小限にしたいクラスメートといった関係の保ち方だ。

それを可能にするのが、『メル友』や『ネッ友』の存在だ。『なま友』であって『メル友』という関係は、時間を気にしないで送ることが出来る『メール』で、さりげなく日常的な関係の繋がりを保つ。
「今、何見てる?この番組おもしろいよ!」⇔「ホント?見てみるよ!」
「いい感じのおみせ見つけたよ!」⇔「こんど誘ってね。」
メールの返事のタイミングに気を配り、何十人もの相手と交信しながら自分という存在を確かめているようにも思える。

塾でクラスの男子にいじめを受けていたA子が、なま友とした会話。
A子「もし、いじめにあったらどうする?」
B子「私なら誰にも相談しない。迷惑かけちゃうじゃない。」
C子「私もしないわ。友達に迷惑かけちゃうのイヤじゃん。」
A子は、その後、身体に変調をきたして、突然転校していった。

そういったいじめや悩みの相談、興味のあることなど、本音をさらけ出して応援してくれるのが『ネッ友』だ。時には、きつく叱ってくれたり、アドバイスをくれる。年齢も性別もわからないけれど、自分の本音を受け止めてくれるつながりだ。

いつでも遮断することのできる『ネッ友』のつながりは、『なま友』とのつながりの不安を抱く今の子ども達のより所になっているような気がする。

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中学のネット掲示板から

一ヶ月前に、ネットに関する研修会を行った。
子ども達の使うケータイやパソコンから、ネットの書き込みによる中傷やいじめ、アダルトサイトやネット犯罪に入りやすいこと、どこの学校にも、ネット掲示板があることがわかった。

さっそく、見つけた中学の掲示板には、中2の生徒達を中心に書き込みが行われていた。
実名やクラスが名指しで書き込んである、「ウザイ〇〇」、「キモイ〇〇」というもの。
不登校気味の生徒達のために用意した教室に関するものもあり、「××ルームにいっている奴、死ね!」とか、「あそこの教室にいる〇〇、ウザイ!」といった書き込みが多かった。

実名入りのものに関しては、印刷をし、教頭を通して、生徒指導の先生に届けたのだが、ペンネームのため「こういうものがある」という程度の対応しかなかった。実際に、指導は出来ないものだから仕方がないとは思うが空回りしているような気分だ。

定期的に、これも情報源という気持ちで、しばらく覗いていた。
下ネタが続いたり、中2の問題生徒と呼ばれている子の彼女の話に花が咲いたりと、たわいもないものに変わっていった。

「死ね」を連発する書き込みの子に対して、「人に死ね、死ねって言わないほうがいいよ」と諭す子、「本当にそんなことは、言わないほうがいい」、「うちもそうおもう!!」と同調する子が続く。
名指しをする子に対しても、「名前は出さないほうがいいよ」、「ネットで本名出すのは危険だよ」、と諭す子もいる。
キレた発言の子には、「まあまあ」となだめ、「ごめん」と返す場面もある。

最初に見たところが、実名のオンパレードだったため、どうなるかと心配していたが、いい雰囲気の楽しいサイトになってきていた。突然、乱入する風俗嬢を締め出し、立ち寄った厨房扱いする高3の先輩とも打ち解けて「大学がんばって」と送り出す、ごく普通の生徒達だ。

この顔も、名前もわからない匿名のサイトで、ときどき本音をぶつけながら、つながっているのかナ。本音をぶつける場所は、たくさん作って欲しいと思う。教室でいじめにあっている子がいても、「やめなよ」って言える勇気につながる。ひとりじゃないって思える気持ちが強い自分を育てるのだと思う。

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中学のネット掲示板

 ネット犯罪に関する研修会で、どこの学校でも「裏サイト」や「学校掲示板」が作られていて、書き込みに中傷や実名が入っての「いじめ」や「いじり」があるということだった。

 さっそく、「学校名 掲示板」で、調べてみると・・・(ありました!)100番目の記事で見つけることができた。
 学校掲示板として、中学、高校名がずらりと並んでいて、その中に校区の中学があった。覗いてみると、やはり実名の中2が多数、名指しで中傷、それを諭す子もいる。「有料サイト」の扉や「メル友のサイト」にアクセスすることも出来、押し間違えたり、興味本位ですぐ入ってしまえる。

 さ14歳♂
 2年F組××〇とかマジキモい!
 pp14歳∞
 ××△は、A組の女子からはぶかれてる
 今日は、ど派手で嫌いな〇〇×をつかまえて10分くらい話してた  
 (といった具合で好き勝手な話を書き込みしているのだけれど、フルネーム)

 他に記載されている学校の中身を覗くと、もうすでにアダルトの卑猥な文字が並んでいて、荒らされたのか大人の書き込みに変わっていた。まだあるかもしれないと探ってみたら無料で貸しますというのがあって、これまた学校名が多数入ったものが用意されていた。ここには、小学校名も記載されていて、何人かの得たいの知れない人が待っていた。

 一部を印刷して、学校に知らせておいたが、個人のホームページやブログなどを開設している子もいて、なかなか大人の方が後からついてまわって規制をかけているといったところのようだ。アメリカのように、おとなの規制がしっかりと歯止めをかけた上で、利用させているところもあるようだが、それでもそれを逆手にとった犯罪がでてくるというところに怖さを感じた。

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ネット犯罪の入り口

 警察のサイバーボランティアをして見える方をお招きして、研修会を企画して行った。
パソコンの普及率71%(2人以上の世帯)、73%(単身世帯)
ケータイの普及率88%(2人以上の世帯)、86.8%(単身世帯)・・・(2007年データ)
 今や10年前に比べると7倍以上の勢いで、普及をしたことになる。家庭でのインターネットの利用も増え、犯罪も掲示板・募集サイト・画像サイト・動画サイト・ブログ・プロフ・チェーンメールなどからアダルトの有料サイトや個人情報のカードや暗証番号の漏洩、自殺や闇サイトへなどの入り口に、子どもを置いているようなものだと再確認した。

 子どものケータイ普及率は、 ・・・(2004~2005年のデータ)
小6(22%)、中1(35%)、中2(46.4%)、中3(54%)、
高1(92.5%)、高2(93%)、高3(97%)   
ただし、大都市圏だと、小学生29.4%、中学生63%となっているので(カッコ)は平均と見たほうがよさそう。

 この子ども世代の普及率が、そのまま危険サイトと隣合わせにいるということになる。
 プロフ(プロフィールの略で、ケータイのブログ版、血液型や趣味など)個人情報を伝えるのに子ども達の間で普及しているが、住所や顔写真などの悪用も多い。

 掲示板への実名投稿で、嫌がらせや中傷をしたり、「死ね」メールを延々と送りつけたりしたいじめも見たことがある。友人が中学生の息子に頼まれて、ケータイを共有したことがあった。そのときに「死ね」メールが次から次に送られてきたのを親が自分のケータイで見たことになる。息子に与えていたら、母親はこれを見ることがあっただろうか?

 無料サイトの掲示板もそのどこかに、アダルトへの入り口が設けられていて、クリックしたら簡単にきわどい映像が流れ出し、会場内が凍りついた。30秒間流れた後、高額の料金請求が来る前に遮断した。一度、こういったサイトにつながると、迷惑メールが流れてくるので大変なんだそうだ。YES/NOの出てくる表示も時々あるが、迷わず電源を消さないと、どちらにクイックしても「会員登録されました」の案内がでるということだ。

 家族が共有するパソコンで、リビングに置いてあるならいいが、個室にあったり、ましてやケータイに規制がなければ、ケータイからのインターネットへのアクセスも可能だ。子どもとケータイのメールでつながっている親子もいるが、子どものポケットにネット犯罪の入り口がいつでも開かれている状態になる。つながりは、メール文字ではなく、親子の会話が大切な歯止めになっている。

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ケータイとネットの見えないいじめ

 ケータイを持っているか?という調査をしたところ、小学生で3割、中学生で6割、高校生で9割強という結果が出ています。ケータイの知識や教育は、、子どもに与える側の親から必要になるのではないでしょうか?

 小さなメモ書きに「死ね!」と書いて回されていたものが、ケータイに変わってきました。チェーンメールや呼び出しなど、親の目が届かないところで起きているのです。何があっても受け止めてくれるという日頃の親子の会話やまなざしが、命に関わるときに信頼の深さを語ります。

 愛されていると感じる子は、自分自身の命も大切に扱います。

 愛されているという実感のない子は、自分自身を傷つけ親の反応や生に対する執着を感じ取ろうとしているのではないかしら?と思うのです。

 死に逝く子は、親に感謝やゴメンという言葉を添えて旅立ちますが、本当に優しい子だったんだと思うのです。自分が消えてしまうことで、自分の背負う悲しみや苦しみを自分だけが背負っていくと考えたのでしょう。

 あなたが背負う悲しみや苦しみは、あなたの代わりに背負うことはできないけれど、あなたの代わりになる人はいないと、あなたを愛する人は言うでしょう。お願いだから、その人と一緒に生きて欲しいと思うのです。弱音を吐いて、少しでも楽になって欲しいのです。

 弱音を吐くということは、心の中にある本音をぶつけるという命と命のぶつかり合いです。「何をいってるんだ。弱音を吐くな!」なんていって後悔するくらい悲しい結果にならないために、「よく話してくれたね」という気持ちを込めて受け止めて欲しいのです。

 ケータイやネットの中の他人には見えないいじめの世界。でも、それは自分だけの中に取り込んでいくからです。きっと受け止めてくれる人がいるから弱音を吐いて欲しい。そう思う神戸の事件でした。

 

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